ドロミテ・レンタカーの旅 DAY7|レンタカー故障!?禍福は糾える縄の如し| SAS患者のイタリア旅行記(15)

ホテルの中庭 Travel旅行と外出
トレントで止まった宿。中庭のある素敵な建物でしたが、常駐するスタッフはいません

👆の翌朝。さて今度こそ問題は解決するのでしょうか?

モリモリの朝食で、あらたな戦いの準備完了!

ホテルをチェックアウトする準備を終え、昨日お世話になった「シュワルツェネッガー氏」にお礼を言おう!と意気込んでいましたが、「彼は今日は休んで、ハイキングに行っている」とのことで会えず💦

いかにも自由人の風貌でしたから、さもありなん。こんな人生いいなあ~と思わせるエピソードでした。

心残りではありますが、もう一つの気がかりだった、「昨日ゆっくり頂けなかった朝ごはん」に取り掛かります。

南北イタリアの朝食についての考察

体感的に南の方では甘いジャムなどが乗ったペストリーやケーキが朝ごはんの定番みたい。北の方では(山がちで酪農が盛んだからか)ハム、チーズ、ヨーグルトと硬い素朴なパンがよく見られました。(限られた経験に基づく考察です)

カプチーノ、昨日トレ・チーメのハイキング中にも食べた硬いパン。クレープ、生ハムとチーズ。甘酸っぱいベリーのジャムを添えました。ヨーグルトもベリーの風味で美味♡

このホテルの朝ごはんは、私の想像するドイツとかオーストリアの食事に近い気がしました。(これも勝手な想像による考察です(笑))

そば粉のクレープもありそうな地方だけど、これは小麦かな?とか考えながら食べ物に没頭する時間は素敵です。今日の最大難関「レンタカー問題」をちょっと横に置いてリラックスする時間でした。

レンタカーの警告を調べてもらいに、フォルクスワーゲンのディーラーを訪ねる。

あらためて…私たちはこの日トレントまで移動して一泊。翌日にジェノバまで行って、レンタカーを返却し、列車でリビエラ海岸に行くことになっています。ホテルを後にして、長い移動の前に、昨日考えていた通り一番近いVWのディーラーに駆け込みました。

フロントデスクには、映画に出てきそうな美男美女のスタッフがびしっとスーツを着て仕事をしています。

突然現れた怪しい東洋人に少し戸惑った様子でしたが、昨日からの状況を一生懸命に説明するうちに同情してくれ(え?それでレンタカー会社に電話を切られたの?本当に??と)身を乗り出すように聞いてくれ、車を見に外に出てくれました。

「アドブルーはもう入れたんだね?じゃあ、これでジェノバまで行っても大丈夫。この警告はエラーだから、返した後でレンタカー会社がディーラーにもっていって対処すればいい」と請け合ってくれました。

あ~~~~♡♡やっと心から安心。

明るい気持ちで、それではこれからどうする??と、空いた時間の過ごし方を考えます。もうトレッキングはいいかな💦 絶景も若干お腹いっぱい気味。無理のない動線で、疲れすぎずに楽しめそうなスポットは?

…と考えて、ボルツァーノのアイスマンに会いに行こう!と決めました♪

禍福は糾える縄の如し!「よかったね、ネッド君」という絵本を思い出す、良いことと悪いことが交互に起きる一日に(笑)

全てが過ぎた今になって考えると、この日、この後に起きる出来事は良いことと悪いことが交互に起きる、この絵本のようでした👇

昨日からの懸案項目、「レンタカーは故障しているのか?」問題を解決して、明るい気持ちで次の行先を探す私たち。

「大地の子エイラ」という、クロマニョン人の物語が大好きで、舞台がちょうどこの地方だったことからテンション上がっていたところに、5300年前に殺害され、氷河の中で保存されたミイラ、通称「アイスマン」がここから一時間くらいのところに展示されていると知ります(⇧⇧気分はアゲアゲ⇧⇧) それはぜひ会いに行かねば!!

ボルツァーノで、まさかのZTL侵入!!あんなに気を付けていたのに💦

ボルツァーノ郊外。アイスマンの看板
ボルツァーノの街に入ると、アイスマンの看板が出迎えてくれます。待っててね、すぐ会いに行くから♪

ボルツァーノまではスイスイ。街に入ってすぐに駐車場の案内がありましたが、行きたかった👇考古博物館はまだもう少し先

Home | Museo Archeologico dell’Alto Adige
Ötzi and his artefacts have been exhibited at the South Tyrol Museum of Archaeology in Bolzano, Italy since 1998. Why is...

…と、ダウンタウンに入るにつれ、一方通行が続き、避けていた(どうやって停めたの?どうやって出せばいいの?という、ぎちぎちの)道路わきにある縦列駐車のパーキングしか見つけられなくなります。

最初の駐車場の案内に従えばよかったね、戻る?でももうすぐみたいだし…と言っているうちに、突如目の前に現れた ZTL (侵入禁止)の看板💦ここに入った車はカメラでナンバーを記録され、住民や宿泊者以外は罰金を請求される!と散々脅されていたところです(´;ω;`)まって~~もどって~~」と(小さく)叫ぶ私の隣で、覚悟を決めたように粛々とクルマを進める夫。

Uターンなんて、できるはずありませんからね、仕方ない。

こうなったら、一方通行を走って罪を重ねたり、慌てて事故でも起こすようなことだけは避けたいと、助手席の私は神様に祈るのみ。

永遠にも思える時間が過ぎて(実際はほんの数分)やっと脱出。大きな駐車場に車を停め、いてもたってもいられなくて、イタリア人の知人ご夫妻にメッセージします。(気分一気にサゲサゲ⇩⇩)

悪意のない観光客の間違いだから、許してもらえるよ、って、本当??

ご夫妻はこの時、南イタリアでバカンス中。友人集まってランチパーティーのさなかに乱入した私のメッセージに

「警察署に行って理由を話せばわかってもらえる」「ワイフがどうしても行けっていうから入ってしまったといえばOK」「外国人なんだから間違いは許してもらえる」などなど、それはどうかな、というものもあったけど(笑) どのコメントも南イタリアの陽気でポジティブなエネルギーに満ちており、これはいけるかも??と思います。(⇧⇧気分はアゲアゲ⇧⇧)

一番近いポリスステーションを調べてすぐにも行こうとするのを夫になだめられ、とにかくランチ。

ブルスケッタ
オープンテラスのカフェに陣取って、「ビジネスランチ」、というお値打ちなセットを頼む。ちょっと旅慣れた感じじゃない?とよい気持ち。

イケメンポリスを発見!事情を話して…玉砕💦 「悪いね、80ユーロ位の罰金だけ払ったら済むから」

お腹いっぱいになりまた元気に歩き出したところで、パトロール中のイケメンポリス二人組に出会います。「アナタに会いたかった!!」と駆け寄って慌てさせ(笑)、事情を説明。

ZTLの看板の写真を撮っていたのも見せ「こんなに注意していたのに、本当にうっかり、間違えて入ってしまった」「日本からはるばる20時間もかけてここまで来たのに!」などなど、今考えたら勝手な言い分ですが💦とにかく一気に話しました。

「それは気の毒だけどね、僕たちには何もできない。データは自動的に送られてしまうからね。僕たちがほかのEUの国にいっても、失敗したら罰金は来るんだよ」と、まったく反論の余地ない話でした。おっしゃる通りでございます…(気分一気にサゲサゲ⇩⇩)

気を取り直してアイスマンに会う。

アイスマンについて詳しくは凍結ミイラ「アイスマン」発見から30年、明らかになった10の事実 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト をご覧ください。

この人は何を思って、どんな人生を送ったのかな。

最後の瞬間をみおくってくれる家族は近くにいなくて、氷河の中で5300年も。いまでは家族も知っていた仲間も朽ち果てて、自分の肉体だけが残って、もし魂が残っていったらどんな気持ちかなとか。

私にとっては古い友達を訪ねるような、胸がいっぱいになる邂逅でした。(♡気分はあったかい♡)

トレントに移動。ZTLに注意して、ホテル(民泊?)にチェックイン

この日の宿にはフロントがなく、すぐ近くのホテルにチェックイン業務を委託しているようでした。それを理解するのに少し手間取ったのですが(指示された住所は違うホテルの名前になっている)行ってみれば話はすぐに通り、鍵をもらって駐車場の場所を聞いてまた2分ほど移動します。

チェックインのホテル含めて、周囲にZTL内はないのか、しつこいくらい確認しました。

夕食は近くのスーパーでお惣菜を買う。もう車には乗りたくないから(笑)

スーパーのケーキ
スーパーのお惣菜

無人のアパートメントではありますが、キッチンはないので、部屋食と言っても料理はできません。出来合いのお惣菜を見繕って帰ることにしました。

スーパーでハムやチーズを切ってもらったり、量り売りのお惣菜を買うときは初めに番号札をとります。これは何?このくらいお願い、と入れてもらい、美味しそうなケーキも買って宿に戻ります。終わりよければすべてよし。ヴィッラバッサでバタバタしていて飲みそびれた白いワインも飲もう!とワクワク(⇧⇧気分はアゲアゲ⇧⇧)(⇧⇧気分はアゲアゲ⇧⇧)

・・・ところが!ワインはスクリューキャップではなく、ワインオープナーが必要。無人の宿では借りることもできない。(気分一気にサゲサゲ⇩⇩)

…この重い白ワインの瓶を詰めたまま、明日はスーツケースを引きずって歩くのね~~

私たちってまぬけ~~と、大笑いして一日が終わりましたとさ。

次回から海の部です。今日も長い間お付き合いありがとうございました。

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