ドロミテ・レンタカーの旅 DAY5|Tre Cime di Lavaredo ①| SAS患者のイタリア旅行記(12)

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トレ・チーメ南側より Travel旅行と外出
トレ・チーメのガイドブックによく出てくる画像とは反対側からの景色。巨大な要塞のような存在感

予約していなかったTre Cime di Lavaredo (トレ・チーメ)に、行ける?

👆の翌朝。8:00にバス停へ行くためには、7:30には出発。

身支度を終えてフロントに鍵を預け、7:30からの朝食を準備しているスタッフ君にダメもとで聞いてみたところ、「どうぞ~」と言ってもらい、10分ほどでヨーグルトを食べ、オレンジジュースを飲んで、あとは車中でとパンとチーズをつかみ出発。

ずらりと並んだ朝ごはん、明日は存分にたべるぞ~~~

ヴィッラバッサのホテルの朝食

Misurina湖のバス停駐車場が開くのと同時に無事ゲートイン。バスチケット確保!

駐車場には続々と車が入ってきます。チケット売り場のブースが開くのを待つのかな?と思ったら、自販機で買うように声をかけているので急いでそちらに並びなおしました。チケットを確保してやっと実感。行けるのね~~!

トレ・チーメ行きのバスの乗り方

私たちは8月のハイシーズンを少し外していたのもあり、この方法でバスに乗れて本当にラッキーだったのですが、年々ルールが厳格化されているようです。

予定が分かっている方は事前に車の駐車場や、バス予約されることをお勧めします。

バスの場合、

①ドッビアーコからのシャトルバス(444番)を公式サイトから確保する方法

②私たちのように、早朝から ミズリーナ湖の、大きな駐車場がある 「Misurina Genzianella(ジェンツィアネッラ)」 でコルティナ・ダンペッツォ初の50番バスの空きを待つ、という最後の手段もありますが、これは本当に運任せ。

同じ時間でも7~8月のハイシーズンには長蛇の列になることもあるそうです。

• 支払方法: 今は 「Tap & Go(タッチ決済)」 が導入されているので、クレジットカードやスマホ決済で車内支払いができるようになっています。

***👆私たちのように、ドキドキしながらの行き当たりばったりが苦手な方は、公式サイトでよく情報を得てからお出かけください。

8時到着。バス停に駐車して、チケットを買い、荷物を確かめ、道路の反対側にぼつぼつと並んでいる列の後ろに。すでに25~6人は前にいました。デオクレタ💦

バスを待つふたり
ありったけの服を着て着ぶくれ。帽子を忘れた夫はネックウォーマーも巻いてバスを待つ。さむい~

9月17日。曇り空の朝8時。バス停ですでに標高1750m。

風に吹かれながらバスの列に並んでいる間にどんどん冷えてきて、ありったけ防寒具を身に着けてもまだ冷える。いつも思うのですが、肌の白い人たちは寒さに強い💦ショートパンツに素足の人もいます。(トリ肌立ってますけどね)見ているだけで寒い!

バスでアウロンツォ小屋まで、20分ほどで600mを上がる。

アウロンツォ下のバス停

ほどなくやって来たバスは、コルティナ・ダンペッツォから乗った乗客で9割ほどの乗車率。先頭から半分くらいが乗り込んでいき、私たちは次のバスを待ちます。

ちなみに、バス停の駐車場わきには登山道の入り口ゲートがあり、ここで一般車両は山頂駐車場のチェックを受けていました。

20分ほどで次のバスが来て無事乗車。とはいえ座席はいっぱいで、押し合いしながら通路を進むも、日本の路線バスのように吊り革があるでもなく、このまま立って山道を掴まるものなく行くのかと不安になります。

バスの降り口の一段下がったところに居場所を見つけてほっ!大柄なオトナですし詰めのままヘアピンカーブが続き、身長152cmの私にはこの安全基地がありがたかったです。

20分くらいバスに乗って目的地アウロンツォ小屋下のバス停に到着。

バス停で帰りの最終バスを確認した後、少し上って小屋に到着。

また長い列に並んで、まずはトイレです。この後いつ行けるかわからないので済ませておきました。トイレは有料で、金額は自信ないですが、1ユーロくらいだったはずです。

トレ・チーメ アウロンツォ小屋

ここで時刻は9時10分。 さて、さっぱりして(笑)いよいよトレ・チーメを目指して歩きます!

トレ・チーメ
人のサイズから、やっと景色の大きさが少しわかってもらえると思います。
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海底が隆起した後に、風雨にさらされ、あるところはギザギザに。また違うところは氷河に削られてなだらかな谷に。多彩な表情が混在するのがドロミテの風景。

こう説明して、画像をご覧になると、こんな感じかな?と想像されると思うのですが、実物はそれが10倍くらいの大きさで広がっていて、雄大すぎて途方にくれ、言葉を失います。

見上げた峰がスカイツリーと同じ高さ?すべてのサイズ感が分からなくなる

ドロミテ、トレ・チーメ
ここは第一次世界大戦時、イタリアとオーストリア=ハンガリー帝国の最前線でした。多くの兵士がマイナス30度の過酷な自然の中で命を落とし、今は平和を願う石碑が立っています。

Tre Cime di Lavaredo とは、Tre=三つの、Cime=頂、Lavaredo=ラヴァレード/地名。

その名の通り、三つの巨大な頂(ピーク)が並ぶ、ドロミテの象徴的な山塊です。周囲をぐるりと囲むトレイルが整備されていて、アウロンツォ小屋の方からアプローチした私たちをはじめに迎えてくれたのが手前の大きな岩塊、Cima Ovest=西の頂。

次が、Cima Grande=大きい頂。奥にあるのがCima Piccolo。

この時私たちが立っているところはすでに標高2300mを超えています。一番高いCima Grandeは、2999m。目の前で見るとサイズ感が分からないのですが、スカイツリーとほぼ同じ、600mの岩がそびえたっている!と言えば少しはわかってもらえるでしょうか(見てもわからなかったのですから、難しいですよね💦)

第一次世界大戦の激戦地だったと聞いて、自然と頭がさがる。

この方向からの眺めは、観光ガイドの写真によくある「三つの頂が天を突きさすような」様子とは違って、巨大な要塞のよう。第一次世界大戦の際にはイタリアとオーストリア=ハンガリー帝国が激しく戦った最前線と聞くと、この景色の印象が間違っていないのかなという気がします。

イタリア軍はCima Grandeにサーチライトを設置していたとか。氷点下30度にもなる過酷な自然の中で、暗闇の中、敵の奇襲に怯えた双方の兵士たちの、当時の恐怖を想像すると胸が痛みます。

目の前にある石碑は尊い命を落としたたくさんの兵士たちを慰霊していると知って、自然と頭が下がりました。(宗教的なことを考えると、こういう時に手を合わせるべきかいつも悩んでしまいます。皆さんはどうされますか?)

少し下がって、トレ・チーメを眺めなおす。

トレ・チーメ
トレ・チーメを背に、少し歩くと三つのピークがよく見えます

真下にいるとよくわからなくなりますが、先ほどの場所から少し下ると景色は変わります。ちょうど写真をズームアウトしたよう。

トレ・チーメ。ピークを背にして
トレ・チーメのピークを背に、反対側の景色。朝日が昇ってきました。

反対側もまた絶景で、ここに一日ゆっくり座っていたら人生観が変わるような気がします…が、トレッキングロードを歩いている人がいると行ってみたくなる。

ホテルのスタッフに相談した時に、「可能なら、トレ・チーメを一周するトレッキングを勧めるよ」と言われ、3~4時間って、それはムリ💦と思っていたのに。

トレ・チーメのトレッキング標識
またトレッキングルートの標識に導かれて歩き出します。

朝もやに煙る山の稜線に、やっと元気になってきたお日様の光があたってキラキラしています。気温も少し上がってきました。

この日の話は壮大すぎて、とても一度に書ききれないので続きはこちらから👇

今日も読んでくださってありがとうございました。

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