ミラノ・コルティナオリンピックの舞台ドロミテをレンタカーで④ SAS患者のイタリア旅行記(9)

コルティナ・ダンペッツォ郊外の景色 Travel旅行と外出
2026ミラノ・コルティナオリンピックの舞台背景になっているトファーネ山群(Tofane)

前回のお話は ミラノ・コルティナオリンピックの舞台ドロミテをレンタカーで③ SAS患者のイタリア旅行記(8) – 食べて、眠って、旅をする👈から

大ドロミテ道路(Grande Strada delle Dolomiti) 東端の街、コルティナ・ダンペッツォに到着

西はボルツァーノ、東はコルティナ・ダンペッツォまで続く私たちが走ったルートは、「大ドロミテ街道」(Grande Strada delle Dolomiti)と呼ばれます。

1909年に開通。現代と比べて性能のよくなかった自動車でドライブを楽しんだ当時の観光客が、「ドロミテの真珠」コルティナ・ダンペッツォを出発して、「巨人の住む岩山へ入る儀式のよう」と表現したのが「ポコロ橋」。

反対側からアプローチした私たちには「巨人の住む岩山から文明社会に戻る」凱旋門のようです。

コルティナ・ダンペッツォの街の入り口ポの高いアーチ
ポコロ橋の高いアーチが西から来た私たちを迎えてくれました。
オリンピックのマークが見えます。

今では「世界で一番美しいドライブルート」と言われていますが、もとはオーストリア・ハンガリー帝国が軍事目的を兼ねて整備。

険しい山岳地帯で大砲や物資を運ぶために…と聞くと、国家間の争いに巻き込まれていったであろう、静かな山あいの山岳民族のことを考えてしまいます。

駐車場探し難航。オリンピック整備中の街は少しザワザワ

コルティナ・ダンペッツォの街はオリンピックに向けた工事があちこちでおこなわれていた

コルティナ・ダンペッツォの街はこのとき、半年後のオリンピックにむけあちこち工事中

イタリアの駐車場精算機
やっと見つけた駐車場。ドキドキしながら初めての支払い

コルティナ・ダンペッツォでは来るオリンピックに向け、道路も建物も大掛かりな工事が進められており、山あいとはまた違う緊張感をみなぎらせて夫が運転する隣で、眼を皿のようにして駐車場を探します。

やっと路地の奥にコインパーキング発見。あまりうろうろしてZTL(制限禁止区域)に入るのを心配していたので、ひとまずほっ。(ZTLについては 👉睡眠時無呼吸症候群患者の海外旅行記 ③コモ湖界隈と、「イタリアの歩き方」のレクチャー – 食べて、眠って、旅をする イタリアマダムから教えてもらった時のこと、をご覧ください。

イタリアコインパーキングの支払い!日本のようにすぐに反応すると思ったのが間違い。コインを入れてちょっと待ってみると動き出す。

実はこの時点で(ポルドイから3時間)トイレに行きたくてたまらない私たち💦 やっと車を止められ、首尾よく支払い用のコインも準備していたのに、精算機がうごかな~い💦💦

何回かやって、通りがかりの人にも頼んで、機械がちょっとのんびりなことに気づきました。PC操作でも動かないと何度もキーを連打する関西人気質の私 (笑) トイレに行きたいので余計に焦って、コインを入れては、動かないとボタンをガチャガチャしたのが原因でした。

二時間の駐車券を買い、フロントガラスの見えるところに貼って、一目散にダウンタウンへ!トイレが借りられるカフェを探すも見当たらず、目の前にあったピッツェリアに飛び込みました。。

ピッツェリアでは一人一枚注文ね、けち臭いことしちゃだめよ。—マダムの教えがまた頭に浮かんできます。

席に着いたらなるべくエレガントに、今思いついたような顔してトイレを借り…たつもりですが小走り(笑) 交代でトイレをすませ、落ち着いてから思い出す…この日は朝から🍙を作って持っていたことを!ここは町の中心、(オリンピック中継でもメインになる)コルティナ大聖堂の鐘楼を見晴らすオープンテラス。日本人の代表として(?)恥ずかしいことはできません。

マダムの教えに従い、一枚ずつ注文したピザをいただき、🍙は持ち帰って夜ごはんに。

聖マルコの獅子を発見!ここはベネツィアの紋章が残る山岳リゾート

山の中にあるコルティナ・ダンペッツォ。じつは水の都ベネツィアの支配下にありました。

ランチの後、街の中心部を歩いているとベネツイァでおなじみの羽の生えたライオン、聖マルコの獅子が描かれた建物に出会いました。塩野七生さんの著書を読み漁った時期があるだけに、ベネツィアの往時の繁栄が垣間見れてうれしい瞬間!

散策中は、残念ながら街の中も工事が多く、大きな重機が走り回っていて少し落ち着かなかったのですが、みんなで力を合わせてオリンピックを成功させようと街中ワクワクしているのを感じます。

ベネツィアの繁栄していた中世と、これから起きるオリンピック。歴史の交差点にいるような午後でした。

エメラルド色に輝くヴァルパローラ湖を眺めながら帰路

コルティナ・ダンペッツォ郊外の高山湖
コルティナ・ダンペッツォから西に戻る途中に見える標高2168mの高山湖。
後ろの山はサッソ・ディ・ストリア。この辺りは第一次世界大戦の戦跡エリアだそう。

帰国から半年。やっと旅行記を整理して、あらためて(もしかしたら現地にいたときよりも)深く感動。どっちを向いても息を飲む絶景だったことに気づきます。…だけどもったいない💦この場にいた時は「絶景慣れ」していました。

たとえて言うなら、一品でも一膳ご飯食べられるのに、いっぺんにオカズ並べすぎてお腹いっぱいになり、あとから「あのうちの一品でも今ここにあれば、味わって食べるのに💦」…と悔やむ感じ(笑)

また行きたいなぁ~どこでもドアがあって、何回でも行けたらなぁ~~

今日も最後までお付き合いありがとうございました。

次は山の部後半、ホテルが変わります。

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