半年かけて準備した、リタイア夫婦のイタリア個人旅行。
ところが出発前に、私が睡眠時無呼吸症候群と診断され、まさかのCPAP生活に。今回は「CPAPを抱えて海外旅行できるのか?」という不安を抱えながらの21泊旅になりました。
結論から言うと、CPAPがあっても全く問題なく海外旅行はできます。
ただし、機内持ち込みやチェックイン、長時間フライト対策など、想像以上に気を使う場面もありました。
この記事では、関空出発からシンガポール・チャンギ空港での7時間トランジットまで、実際に困ったことや助かったことを正直にまとめます。
※出発当日までのドタバタ準備編は👇こちら
CPAP持参のため、関空午前便に向けて前泊することに
今回のイタリア旅行で利用したのは、シンガポール航空の午前10時55分発。
予約した頃は「始発電車で関空へ行けばいい」と思っていたのですが、その後、睡眠時無呼吸症候群と診断されてCPAP生活に。
「CPAPは機内持ち込み」「2〜3時間前にはチェックイン」と言われ、無理せず前泊を選びました。
前泊のホテルは、昔ためていたデルタのマイルを使って予約。
じつは陸マイラー歴だけは妙に長く(笑)、20年以上前のマイルが残っていて少し感動。有効期限なしって本当だったんですね。
長期旅行前は、駅チカ暮らしのありがたさも実感。
ゴミを出し、管理員さんへ不在届を出せば準備完了。若い頃は気にならなかった「出発前の細々」が、年齢とともに少しずつ負担になるのだなあと感じます。
LサイズとMサイズのスーツケースをゴロゴロ引きながら最寄駅へ。大阪までは近鉄の株主優待券で移動し、ここまではなかなか節約旅です。
前泊したホテルには大浴場もあり、ゆっくり湯船につかってから大阪らしい居酒屋ごはん。
「明日から長旅だなあ」と少し緊張しながらも、いい前夜になりました。
(ホテル公式サイトはこちら👇)
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CPAPを持って飛行機へ|実際、保安検査はどうだった?
ここで、出発前に言われていたことをおさらい。
CPAPを持って飛行機に乗るには、
- 機内持ち込みにする
- 事前申請が必要
- 機内で使うなら医師の診断書が必要
- 2〜3時間前にチェックイン推奨
とのこと。
正直かなり緊張していました。
「保安検査で止められたらどうしよう」
「中を開けろと言われるかな」
でも、実際の関空では拍子抜け。
観光客で大混雑のなか、リュックに入れたCPAPについて誰にも何も聞かれず、保安検査もスムーズに終了。
……ヨカッタ。
勝手なもので、安心した瞬間に気づきます。
CPAP、重い。
小型とはいえ、背中のリュックはずっしり。
「これを持って29時間弱か……」
少し気が遠くなりました。
今回の移動は、
- 関空 → シンガポール(7時間35分)
- チャンギ空港トランジット(7時間)
- シンガポール → ミラノ(14時間)
合計約29時間。
考えるだけで修業です。
関空ではプライオリティパス、意外と使い道なし
少しでも身体を休めたかったものの、関空では取得したプライオリティパスが思ったほど活躍せず。
結局、カードラウンジでソフトドリンクを飲み、スナックを少しつまんで搭乗を待ちました。
機内でCPAPを使うには医師の診断書が必要だったので、今回は使用なし。
イビキを心配しつつ、食べすぎると呼吸が苦しい気がしていたので、機内食が評判のシンガポール航空でも腹六分目くらいを意識しました。
初チャンギ空港|7時間トランジット、いろいろ失敗する
シンガポール・チャンギ空港へ到着。
今回は7時間のトランジットがあったので、「無料市内ツアーに参加したい!」と思っていたのですが……
いきなり失敗。
トランジット観光ツアー、申し込み場所を間違える
あとで知ったのですが、無料ツアーは入国前に申し込みだったんですね。
「出国ゲート前集合」という情報だけ覚えていて、流れのまま入国してしまいました。
下調べしたつもりでも、本番では抜ける。
旅あるあるです。
トリファのeSIM、トランジットでは使えなかった
ここでさらに想定外。
今回の通信対策は、
- スマホ:ahamo
- iPad:トリファのeSIM
の二本立て。
ただ、ahamoは15日以降に制限がかかるので、
前半はWi-Fi中心
↓
後半はローミング+iPadナビ
という作戦でした。
ところが。
イタリア用に契約したトリファ、シンガポールでは使えない。
……当たり前と言えば当たり前。
でも私は完全に見落としていました(笑)
ネットバンクや証券もスマホで使うので、最近は空港Wi-Fiをなるべく避けたい派。
「命綱がない!」と少し焦りました。
ただ、結果として言うと、イタリア本番ではトリファがかなり便利でした。
とくにドロミテのレンタカードライブでは、iPadをナビ専用にできたのが本当に助かったです。
ただ「契約した国でしか使えない」だけ。トランジットがある方はお気をつけください👇
海外のネット接続がアプリだけで完結!国内利用者数No.1【トリファ(trifa)】チャンギ空港、ここが目的地でもよかったかも

計画通りにいかないなら、もう楽しむしかない。
そう思って、空港隣接の「ジュエル」へ。
大きな繭みたいな建物の真ん中に、何階分もの高さを貫く巨大な滝。
周囲は映画『アバター』みたいな森。
何も調べずに来たので、想像を超える景色に素直に感動しました。
「準備不足だった」を少し美化してみます(笑)

その後は、やってみたかったVISAタッチで地下鉄にも挑戦。
交通カード不要でクレカをかざすだけ。
これ、後のイタリア旅でもかなり便利でした。
適当に賑やかな駅で降り、少し夜景を見て探検終了。
空港へ戻ってラウンジのシャワーを狙ったものの、まさかの2時間待ちで断念。
思うようにはいかない7時間でしたが、最後に食べたスパイスの効いた麺がおいしくて、すべて良しということにしました。
さて。
チケットを取ってからずっと考えないようにしてきたけれど……
いよいよ、往路最大の試練。
エコノミークラス14時間の修業が始まります。続きます👇



*****私はトランジットでしくじりましたが、トリファのEsimのおかげで、Ipadをドライブ時のナビに使えたのは本当に助かりました。興味ある方はのぞいてみてください👉イタリア初ドライブ|コモ湖からカナツェーイまで|ドロミテ・レンタカーの旅|DAY1⑦


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