「住宅宿泊管理業」の試験合格!|登録申請から民泊DIYへ、夫婦二人三脚の開業準備 👈前回は、満を持して登録を申請したところでした。
書類の不備による差し戻し!だからといって、また列に並びなおすわけではないと言われ…
途中で書類の不備による差し戻しがありアワアワしたのですが、結果として申請から46日で登録は完了。
提出から20日も経ったところで差し戻しの電話連絡があったので、「え?このタイミングで?もしかしてこれからまた後ろに並ぶの~?」と情けない声を出してしまいましたが、
「順番は変わらず、並んだまま自分の審査の順番が来るまでに必要なものを揃えるイメージ」と丁寧に説明してもらいました。なるほど、列は進んでいるのねと自分をなだめつつ、必要な書類をアップロードしなおしました。
3ヶ月以内には、と言われた登録、私の場合は46日で完了!完了までに片付けたこと
ではその順番を待っている間にこちらでは何をしていたか…「民泊開業準備の実務と、かかった費用」をお伝えしましょう。
消防工事と検査、使用開始届けの提出
このプロジェクトをやるかやらないか、悩んでいた時の初めのハードルが消防工事でした。
相見積もりの結果、予算の40万円以内でできるとわかって計画を進めたわけですが、結果的には40万を少しオーバー。
オール電化の建物なので必須ではないものの、消火器を1階、2階それぞれに置くことにしたからです。お金で買える安心はおろそかにできませんから。
ただ、見積の時から「予算が~」と言っていたのを設備会社の方が気にかけてくださり、
消火器を固定する金具はホームセンターで買えること、届出の書類は自分で出しに行けば費用が節約になることを教えてもらいました。感謝です!

どうしても必要最小限では済ませられない安全対策と、つい加熱する「心地よい環境づくり」へのDIY
消防以外の開業予算はあらかじめ200万円と決めていました。
当初の合言葉は「どうせなら、と、せっかくだから、は封印する!」ところがいざ始めてみるとやっぱり少しでもよくしたい。
取捨の選択には夫婦の間で重視するところや温度差が違って、何度かすり合わせをしながら進めました。
DIY:安全対策
- 防犯カメラ設置(11,000円)
- スマートキー設置(33,000円)
- 階段滑り止め(3,000円)
- 玄関の上がり框の段差を解消するステップ製作、手すり取り付け(5,000円)
- 屋外の夜間照明増設(20,000円)
DIY:環境整備、居心地アップ
以下の出費は、材料の使いまわしなどもあって明細は分けられませんが、あわせておよそ70~80万円ほど。
- (前回ご紹介した)仏間の床張り替え
- 古いペンダント照明交換
- (業者に頼むのを断念した)キッチン前の朝日が入る窓に、インナーサッシ製作
- プレイルームにアウトレットで見つけた防炎素材のタイルカーペットを敷き詰める
- トイレの暑さ対策にファン設置
- トイレと洗面所床のタイルにクッションフロアを貼る、棚をつける
- リビングの壁に金具を買ってTVを設置
手先の器用な夫は、文句も言わず暑い中を毎日毎日、本当に根気よく丁寧に作業してくれました。
まるで魔法みたいに、思いついたことがつぎつぎ形になって、驚きと感謝の日々。
おかげで大半が部品を買うだけで済みましたが、全部業者さんにお願いしていたら予算に収まらず諦めたことがたくさんあったと思います。


購入したもの
一方で、この家で気持ちよく過ごしてもらうためには何が必要か?想像力を総動員して、請求にドキドキしながら買い物もたくさんしました。
それはもう、空恐ろしくなるようなレシートの数々‼
エアコン3台の破壊力が大きいのですが、百均など多用したので少額のレシートが200枚以上たまっています。
確定申告にそなえてちまちまと整理しています。
こちらも集計すると80~90万円ほどのボリュームに💦主なものは
- エアコン3台購入!もともと3台あったので、2台追加のつもりが、整備中に1台ダウンで急遽買い足し。それぞれ最長の延長保証をつけてもらい、これだけで40万円~
- 海の見える大きなベランダの魅力を活かすよう、床材と、ラタンの屋外用家具購入
- 布団、シーツ(定員の8人分。シーツは洗い替えを含めて16人分)
- タオル(バスタオル4ダース、フェイスタオル10ダースにはロゴを入れてもらう)
- ごみ箱(館内に分別用3個と、事業ごみは一般のゴミに出せないので、一時保存のため屋外に150ガロンの大型一個)
- 個包装の歯ブラシ100本
- シャンプー、コンディショナー、掃除道具、洗濯洗剤などの消耗品
- 家電(オーブントースター、ケトルなど)
- カトラリ-(食器は閉店した料亭からたくさんいただく)
- ボードゲーム、トランプなど
- 本棚(和室に画集などをおくものと、ホールにまんが収納
家具家電は使っていないものを移設して補う。頂き物も多数。
冷蔵庫、洗濯機は家族が一人暮らしだった時のものを流用しましたが、前年まで「終の棲家への住み替え」で断捨離しまくったあとのこと💦
…ところが不思議なもので、捨てて後悔していたものが、グレードアップして周りの方から授かったりして、痛みを伴っても手放すことで新しい風が吹くのかなと感じたりしました。
白い壁の淋しいところは、若い家族のアイデアで、(従弟にお願いしてPR素材として撮ってもらった)周辺の素敵な風景写真の中から何枚か、百均のフォトフレームに入れて飾りました。
これらの出費のほかに、やっぱり業者さんでお願いしたかった工事(大きな掃き出し窓二か所のインナーサッシ整備、看板製作)にも30万円ほど。
騒音検知システムは機材を購入(88000円)したあと、サブスク費用発生。Wi-Fiの通信費、整備期間中の光熱費もばかになりません。
何より怖いのは火災保険😢 まだ契約していませんが、事業用となると、これまでの10倍くらいに跳ね上がる見込みです~~
ざっと合計したところ、今後のサブスクを入れなくても250万円の出費でした!
補助金を申請するために、商工会議所で講義を受ける
出ていくばかりでは不安になるので、補助金を探しました。
「創業促進補助金」というのがあると知って、役所に問い合わせたところ、いくつかある条件の一つとして、「商工会議所で4回の特定創業セミナーを受講する必要がある」とのこと。
スケジュールの都合で4回すべてに参加することがどうしてもできないと言ったら、マンツーマンで対応してくださるとのことで、1時間ずつ四回通って経営のことを勉強させていただきました。
「老後の楽しみ」から、経営者としての視点へ。ありがたい気づき。
初めての場所で緊張しましたが、とても聡明な若い担当の女性が事業計画の書き方からご指導くださり、貴重な機会を得ることができたうえに、それが補助金申請の条件なんてありがたいことこの上ない!
この4時間でかすかに得られた(気がする)「経営者の視点」でここまでにかかった経費を見直したら、250万の出費の内訳は、
- 消防40万は事業撤退時に、他の業態で役に立つこともあり得る
- エアコン、インナーサッシなど資産価値が残るもの70万ほど
- 残りのこまごました出費が純粋に今回の投資、140万円。
楽しむための民泊とはいえ、サブスク分を引いた利益で、開業後3年以内に少なくとも140万円は回収したいと思いました。
出来れば上限まで補助金を受けて30万円を助けてもらいたい
対象となる支出の要件はいろいろあるのですが、なにより、開業届けを出すまでに納品、支払いすべて終わっていなければならないため、開業のタイミングが分からない今、チキンレース状態で支払いを整理しつつ、上限の60万円を申請して半額にあたる30万円を、あますところなく助けてもらえることはほかにないかと思案中。
大急ぎで、自作予定だった看板を注文しました。そろそろ夏の疲れも出るころ、看板の取り付けはプロに任せたいのです。
補助金の顛末は、また後日。ずいぶん時間がかかるみたいですから。
さてここまで準備を進めて、いよいよ次は実際に人に泊まってもらいます。
次回は友人にお願いして集まってもらったモニター宿泊のお話。
思い返すと46日はなかなか長く、たくさんのことができましたが、思い返すとあっという間だった気もします。

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