PR

民泊開業プロジェクト|4軒の家を解体した夫婦が5軒目を壊さなかった理由|貸家以外の活用法

古い家の井戸と、沓脱石を活かした庭 Mindset心と暮らし
築百年の古民家を壊した際は、古井戸と沓脱石を活かしたガーデンを作りました

1年以上借り手のつかない貸家は、どうするのが正解?

縁あって、数年前に親戚から譲り受けた平成5年築の戸建住宅を、しばらく貸家にしていました。

買ったあと、どうするか悩む間もなく、ある転勤族のファミリーがネットで内見。

私たちには願ってもいない条件で借りてくれましたが、昨年3月にまた転勤していってしまい…。

一回目に「アタリ」を引きあてたために家賃を下げるのも抵抗があり、ずるずると不動産屋さんの連絡を待って一年が過ぎ、固定資産税と火災保険、維持管理の手間も負担になってきました。

売る?それとも壊す??何が正解かわからず、また時間が過ぎていきます。

これまでに4軒の家を解体してきました

実は私たち夫婦はこれまでに、行きがかり上やむを得ず、4軒の家を解体してきました。

別に古い物が嫌いなわけではない、むしろアンティークは大好き。

解体中の家の中にポツンと残された踏み台
裏に作者の名前が墨で書いてある踏み台(兼くず入れ) 職人さんに笑われながら持ち帰りました。

でも人生にはつらい決断をしなければ前に進めない時があります。

はじめは三世帯同居のために自分の実家を建替。

次は義実家じまい。

隣接する家の存続人から頼まれ引き受けた、コンディションの良くない家も、通り道が狭いので将来を見据えて解体。

百年もの間名義が変えていなかったために、名義変更が実質的にほぼ不可能だった古い家も壊しました。

次世代に負の遺産を残してはいけないと思い詰めていたのです。

もしかしたらもっと違う方法があったのかもと、生活の落ち着いた今となっては悔いもあります。

空き家の処分は簡単ではない。誰かの思い出を片付けるには莫大なエネルギーを消耗

どの家も住んでいた人を知っています。

淡々と進めるしかないのですが、家財の処分だけでなく、建てた時にはこれからの希望に満ちていただろう建物の昔の姿を思うと胸がふさぎます。

戸袋の裏に描かれていた落書き
雨戸の裏側から出てきた落書き。百年の間には、戸袋の工事中に子供が絵を描くのを、微笑ましく見守る場面があったのでしょうか。

大正期築の家を壊したときは、ご先祖様に申し訳なく、氏神様にお祓いをお願いしました。

そんなふうにがんばって正面から向き合った経験から、家を解体するときのことはいろいろ勉強しました。

  • 耐震強度の低い古い空き家は、解体に補助金が出る(自治体に確認)
  • 解体費用は業者によってかなり差がある、相見積もり必須(但し、金額だけで決めてはいけない)
  • あらかじめ、建物に付随しない(取り付けられていない)ものは、時間があれば自分たちで少しずつ処分する
  • 解体前に写真を撮っておき、解体後は業者さんに発行してもらった証明書など添えて速やかに「抹消登記」を行う→ 意外と簡単に自分でできます!やらないと翌年も固定資産税が!
  • 買った土地にあった古家は、初めから壊すつもりだった場合、建物にかかる「不動産取得税」を免除してもらえることもある(手続きが必要)

どの手続きも「ふう大変~」と言いつつ、自分で電話して、ネットで調べて、役所に行き、前向きに、時には面白がって取り組めば、仕事をしながらでもできる程度のボリュームです。

平成初期の家は残したい|貸別荘?マンスリー賃貸?グループホーム?貸家以外の活用法を模索して、民泊にたどり着く

この家は、大家族のために建てられたので7LDKもあります。

この間取りが客付きの難しさの一つ。

また、二階の部屋から海が見えるのですが、これも大地震があって敬遠される一因に。

一方で、興味をもって問い合わせてもらえたのは障害のある人やお年寄りのグループホームにという話でしたが、玄関前に段差あり、二階への階段も狭く、からだの不自由な人が安心して暮らすのは難しいのです。

こうなったら「非日常性」を活かすしかないかと、マンスリーの賃貸や貸別荘を考えますが、そこまで需要があるとも思えず。

学生寮も考えましたが、やっと子育てが終わったのに今さら寮母になる覚悟はない。

悩んで悩んで、たどり着いたのが「一棟貸しの民泊」でした。

ここは、年に数回ですが、世界的なイベントがある施設から30分ほどの距離。

ずっと満室でなくてもいい、維持費が出て、家が活かせて、なおかつ遠くにいる家族が帰省してきたときにも使えたら。

これまでの反省から、売るより、壊すより、我が家にとっていちばん良い方法だと思いました。

世界を旅した夫婦が、二人で腰を据えて取り組むにはピッタリの仕事にも思え、

10年前に「月極駐車場をやってみよう!」と思いついた時と似た高揚感が湧いてきます。

詳しい話はこちら👉月極駐車場を10年運営してわかったこと|利益は土地価格の1/3でした。

やるかどうか悩むのは、可能であるか調べてからでいいじゃない!

とはいえ、身の回りにそんな経験をしている人はいないから、何からやればいいかわからない。

そんなとき偶然にも「近江八幡でゲストハウスを経営している」という人に出会い、

いつか決心したら相談に乗ってね~と名刺をもらいます。

でもでも、そもそも法的に、制度的に、ここで開業するって可能なの?

まずは調べてみようと、またまた電話を掛け、ネットで調べ、役所を回り。

とうとう話を聞きに滋賀へも行きました。

現場を見せてもらい具体的なビジョンも見えてきます。

どうやら民泊を開業できない理由はないらしい

こうして思いついて一か月の間に、すっかり外堀を埋めてしまった私たち。

ここまで来たら結果はもちろん「GO」です。

皆さんならほかにどんな選択肢を考えられたでしょう?

わたしたちはこれから、本格的に「民泊開業プロジェクト」に取り組みながら、今までに調べた内容も含めて見たこと、聞いたこと、やったことをリアルタイムで発信していくことにします。

自分ならこうするなあ~というご意見あれば聞かせてくいただけたら嬉しいし、一緒に面白がって、見守っていただけたら幸いです。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました